ウォーシップ・スポットライト: Kii
https://worldofwarships.asia/ja/news/history-feature/about-kii/
艦長の皆さん!
かつて日本帝国海軍が目指し、遂には幻に終わった八八艦隊計画。
World of Warships では、その八八艦隊計画の一翼を担う紀伊型戦艦のネームシップ『Kii』が新たなプレミアム艦艇として登場します。今回はその幻の戦艦計画にまつわる逸話を Wargaming ミリタリーアドバイザー『宮永忠政』が綴りました。是非ご覧ください!
(ジュゲの感想)
八八艦隊計画なんてものがあったんですね。戦争を想像遊びするのは不味いと思う一方で、想像すると日本の海軍に纏わる話しって凄い興味深い話しが多く、「幻の契約」ってのが数多く存在するよう。妄想力を掻き立てるものも少なくなく、「これがあれば・・・」とか言われてきた。実際はあってもどうにもならなかったと思いますが。負け惜しみなんですが、それでも「もしも」を考えるのは子供の楽しみであり、作家の遊びでもあったりする。日本は世界でも稀に見るルールを真面目に守る国ですからねぇ。その点、海外はしたたかですよ。
このもしも・・・を考えた艦艇を実装するって発想の柔軟さ、いいね!を送りたい。それにしても日本って変わってないな~と思うのは計画は壮大なんだけど現実面を考えてないなぁ。(;´∀`) 夢想家が多いのか。双方が必要なわけだが日本っていつもバランスが悪い。夢見る方に傾いてしまう。現代もそうだし。現実を直視しつつ夢を標榜するならともかく。現実を無視して夢想にいきがちな感じが。でもま~瓢箪から駒じゃないけど場合によってはそういうこともあるんでしょうが。そう考えると政府も大変だったわけだ。最終的に道筋はたったわけだが、
それにしても建造されることが無かったという紀伊が、長門型をしのぐ攻撃性能、日本初の高速戦艦と呼ぶにふさわしい強力な主力艦とは、妄想が捗りそうですな~。(*´Д`) やっぱり日本における艦船はネタが豊富だなぁ。当時は既に娯楽が豊富だったけど、戦艦とか戦車が好きで、タミヤのプラモデルを色々と組み立てていたのが懐かしい。
そーいや近々戦艦武蔵も実装予定だそうな、実物も二年ぐらい前にようやく船体みつかったみたいだしね。
「日本は世界でも稀に見るルールを真面目に守る国ですからねぇ。」←これな、戦時中航空機のプロペラのピッチ角変更システムまわりの機器でさ、アメリカ企業が特許持ってるやつを日本でも無断使用してたんだと、なんと終戦後すぐに、たしか三菱だったかな?の技術者がそのアメリカ企業んとこにいって「戦時中御社の特許を無断使用しておりましたので、その分のパテント料をまとめてお支払したいので請求してください」と申し出て白紙の小切手をさしだしたそうな、アメさんの側もたまげたらしいwww
これだけなら「くっそまじめやなww」で終わるんだけどさ、この続きがアツいんだよ
アメさん「分かりました・・・ではこれだけ請求させていただきます」・・・と返される小切手・・・どんなとんでもない金額が書き込まれたのかと恐る恐る覗き込む技術者達・・・なんと、そこに書き込まれていた金額は・・・
「パテント使用料として1$請求申し上げます」
あっけにとられる日本側技術者達
アメさん側「あなた方は実に誠実ですな、同じ技術屋として尊敬いたします、まさか白紙の小切手を出されるとは・・・こんなことをされてふっかけるような真似をしたら当社は笑いものですよ?」・・・とニヤリ。
日本側「し・・・しかし貴社の特許を戦時中無断使用していたのは事実でありまして・・・」
アメさん「ええ、ですから使用料として1$請求させていただきます、言い値で支払っていただけるのでしょう?特許を持つ我社がそう言っているのです、ならばそれでいいじゃないですか、なにか問題でも?」とウインク。
というエピソードがあったらすぃwwwま、真偽の程はともかく事実だとしたら味な真似しやがるじゃねーかヤンキーww
「夢見る方に傾いてしまう。」
↑
シルエットがかっこ悪くなるからという理由でレーダーの実装を頑なに拒んだ戦艦大和さんの悪口はやめたまえ。
「やっぱり日本における艦船はネタが豊富だなぁ。」
↑
増築に増築を重ねすぎて艦橋が九龍城をほーふつとさせる違法建築状態になった戦艦扶桑さんと「戦艦と空母を悪魔合体させりゃ最強じゃね?」という安易な発想から改造されたがどちらの能力も中途半端すぎて黒歴史となった航空戦艦日向さんのことはもう許してあげてください・・・。
なんだそのクソ胸熱な話わぁ!
少しウルっとしてしまったじゃないか。
日本にも、アメリにも、そういう時代があったんだなぁ・・・。なんだか・・・夢がある話だな。
どの国もあの時代まではまだいい時代だったなあ・・・。ああ・・・切ない。
ま~日本はほんと見栄の国だよね。だからこそあんなにもカッコよくなんたんだろうけどw 発想も結構単純でw でもまたそこが面白い。特に黒歴史戦艦って漫画みたいで最高!w 民族の本質で変わらないんだろうけど、それにしても当時の技術者はいいなぁ・・・遠い目。
黒歴史戦艦日向&伊勢・・・・遠距離では航空機を飛ばし、接近戦では強力な戦艦の火力を遺憾なく発揮する、フフフ・・・まさに最強じゃないか・・・
現実→遠距離、たしかに航空機は飛ばせるがそもそも戦艦の後ろ半分にしか飛行甲板がないため滑走距離が短すぎて、なんとか発艦はできても(火薬式カタパルト使用)着艦ができない、ので帰投時には味方の空母に着艦させよう!!→正規空母いるんならわざわざ戦艦から発艦させる理由自体ないんでねーの?→爆死
な・・ならば手近な陸上基地に帰投させれば・・・陸上基地からの出撃では届かない遠隔地まで航空機を運ぶための兵器が空母なのに、自国勢力下の沿岸部近くでしか運用できない空母に海上を移動する航空基地としての存在意義あんのか?ふつーにその陸上基地からの出撃帰投でよくね?→吐血
あくまで戦艦としての機能も持つことから主砲用の弾薬庫などのスペースが必要であり、艦内スペースの殆どを航空機の格納庫としている空母と比べて搭載機数が少なく、軽空母程度の航空機数しか搭載できない。→軽空母作ったほうが安くね?→噴血
そもそも航空機を発艦させられるほど余裕のある遠距離では当然主砲は届かない、つまり空母としての機能を発揮できる状況下では戦艦としての機能が無用の長物と化し、砲撃戦が可能な近距離では燃料弾薬を満載し出撃可能となった航空機を飛行甲板上に並べたまま敵の砲弾を喰らえばたちまち火達磨、甲板上は阿鼻叫喚の地獄絵図となるは必定、つまり戦艦として戦っているときは空母としての機能は使用不能、無用の長物どころか自殺行為、そもそも自艦の砲撃時の爆風で甲板上に待機している航空機が吹き飛びかねない。→orz
な・・・ならば海軍軍人の本懐・・・艦隊決戦にて航空戦艦無双を!!・・・艦体後部に飛行甲板を設置するわけだから当然後部主砲塔などはすべて撤去せねばならない、つまり砲門数が減っているわけだから単純に火力は半減、戦艦としては致命的である、いわゆる逃げ撃ちもできない、だって後ろに主砲ついてないんだもん、ふつーの戦艦のほうがよくね?→悶絶死
なんつーか2つの艦種の長所を併せ持つハイブリッド艦を期待しがちだが、実際出来上がったのはむしろお互いの長所を殺し合う産廃であったとさwww
黒歴史戦艦日向&伊勢www当時携わった方々には申し訳ないが面白すぎる。(;´∀`)
当時のように結果から見渡せる我々からすると、「それ意味ないから!」って言えちゃうけど、当時からしたら試行錯誤の中だからそうしたアイデアもあったんだなぁ。
でも待てよ・・・少し考えればわかりそうな話だな。寧ろ現代人と違って現場知ってるんだから・・・(σ・∀・)σオイオイ!w
あーでも好きだなぁそういうのw なんでも出来る系にしたくなる気持ちわかるし、ゲームでもそういうの自分なんか好きだから。でも、その手のって余程器用な人間じゃない限り産廃以外の何物でもないよね~。くー日本、ユニーク。でも乗る人からすれば「ア4!wユニークで済まされんわ!w」って感じだし。
しかし凄いな当時の人の発想。
まーあれだ、当時戦艦はまだしも空母ってのはまだ登場して日が浅い艦種だったので運用ノウハウとかセオリーがまだ定まってなくて、その特性やらに対する理解も試行錯誤の段階だったんだわ、日本だけでなく航空戦艦のアイデア自体は世界的にあったものでフランス、イギリス、アメリカ等でも作られてはいたんよ、ただなんの実績もない海のものとも山のものとも知れんブツにいきなり莫大な予算をつけられるはずもなく、基本的にはすべて退役間近の廃艦予定の老朽戦艦や巡洋艦、事故で破損して第一線への復帰は困難と考えられていた艦(日向&伊勢はこのパターン)をいわば廃品利用の形で改造してテスト運用してた訳だ、んでテスト運用の段階で「こりゃ使いもんにならねぇ・・・」とどこの国でもほぼ結論が出てしまったため、結局設計段階から航空戦艦として新規に建造された新造艦は一隻も存在しないまま時代の徒花として歴史の狭間へと忘れ去られていったんだよね。www
ただその独特のシルエットや運用方はゲームのコンテンツとしては魅力的だったのでリアリティーをあまり重視しないタイプの海戦ゲームなどでは艦種のバラエティを増やす意味でも重宝される艦種であり、時々登場するんだよな、鋼鉄の咆哮シリーズとかさ。
ガンダムだらけで結局ビームライフルとビームサーベルとファンネルしかないじゃん、と言われないために格闘戦重視のGガンダム勢がスパロボにおいてアクセントとして重宝され参戦し続けてるのと同じだ。ww
あ~なるほどなぁ~、わかるな~。
余裕がないから既に有るもの中で工夫して新たな何かを作り出し、足りない何かを補おうとする工夫。
まさにそれって日本人そのもので、なんだかホッコリするなぁ・・・戦争じゃなければ。(;´∀`)
資源の無い故の工夫だよね~。その流れが黒歴史戦艦になるのかw
考えてみると、空母自体は新しい技術だもんね。当時、空母って空母は全く記憶になったけど、そもそもが日本には無かったのか。
まぁ、ゲーム上では種類を増やす為に謎武装が出るのはね~致し方ない。物語上でも大概行き詰まると新キャラを出して空気を入れ替えるとかやりがちだしw現実もで仲間も行き詰まったら新しい人ってあるもんね。
ビジネスの戦争でもリアルの戦争でも相手が認知してない新しいファクターで逆転を狙うってのは当然誰しも考える普遍的発想か。その上で日本には資源がないと、あるもので工夫する。現代にも通じるなぁ。
「空母って空母は全く記憶になったけど、そもそもが日本には無かったのか。」
ノンノン、日本にはなかったどころか日本は世界初の空母実戦配備国、Wowsで一番最初にもらえる空母「龍驤」がそれ、建造に着手したのはエゲレスのなんちゃらいう空母のほうが早かったけど完成して実戦配備されたのは龍驤のほうが早く、設計段階から空母として設計された艦としては世界初の空母(実証用に商船改造などで作られたなんちゃって空母ならそれ以前にもあったが)、それどころか空母機動艦隊を率いて長駆渡洋作戦(真珠湾)を行ったのも日本が世界初、大規模な航空機動艦隊を編成して航空機動艦隊同士の艦隊決戦をやったのは有史以来日本とアメリカのみ。
大規模航空機動艦隊を実戦で運用した実績、ノウハウを持つ国は実は人類の歴史上日米のみ、意外とすごいのよ日本は?ww
ちなみに当時まだ兵器としての実績がなかった空母に思い切って予算を回せたのは山本五十六長官の鶴の一声が大きかったみたい、なんつーか五十六さん、「海軍引退したらモナコで博打打ちになる」が口癖だったらしく、実際博打の腕前は相当なものであったらしい、なので空母に関しても「なんだかよくわからん兵器だが、これは使えそうだ・・・」とギャンブラーの勘が働いたらしい。
「この航空母艦というものを使ってアメリカに渡洋航空攻撃はできないだろうか・・・?」という発想もよく知られるように山本長官の発案だったそうだし、なんつーか発想が常人のそれと違うんだろうね。
例えば戦国時代の人間にスマフォ渡して使い方を説明してもぽかーんとして途方に暮れるだけだろうと思う、けど織田信長ならきっとこう思うんじゃないかな「原理はわからんが、とにかくこれがあれば戦のあり方が変わる・・・」と、鬼才や異才ってのは事象を見る角度自体が一般人とは異なってて、小難しい原理や理屈抜きに本質を直感で見抜くんだろうなきっと・・・あれ・・・?これっていわゆるニュータイプの定義なんじゃ・・・???
あ、そうなんだ!
最初から建造して完成させたのは日本が最初だっとは全く知らなかった。言われてみて「なるほど!」と思ったのは、確かに空母を導入した実戦って日米以外で聞いたことが全く無かったけど、単に知らないだけかと思ったら、そもそもが「無い」んだね。なんかやっぱり海は日本凄い歴史あるねぇ。
モナコの下りはワロタw でも、わかるね。日本は「感」の文化、「発想着想」の文化が根付いていたから、日常会話でも非常に「感どころ」で会話するもんね。それにしても思ったけど、ニュータイプって 生粋のギャンブラー ってことじゃないかねw 実際んところ、恐ろしいほどの伝説的ギャンブラーって日本には相当数いるみたいだし、凄いギャンブラーって本当にニュータイプだよ。
でも、それを採用するってwww後から考えると恐ろしいな。現代人的発想、ロシア人的発想ならありえない!!同時に日本人ってやっぱりクレイジーな側面あるねぇw 好きだぜ。現代日本人が狂ってきているのすらわかるね。今の賽の河原で積み上げる方式って日本人には根本では肌に合わないんじゃないかね。なんて思ったりして。
それにしても面白いなぁ。事実は小説より奇なりだなぁ。色々考えちゃうわ。
蒼き鋼のアルペジオで主役張ってる伊-400型潜水艦なんかも当時の技術レベルを考えたらキチガイじみた超兵器だからね、YouTubeでも伊-400型に関する記録動画に外人さんがコメントつけまくってるわ、「日本は当時こんな原子力潜水艦じみた化物潜水艦まで建造してたのか・・・」とか。
そういえばそのアルペジオも紺碧の艦隊も伊-400の発展型潜水艦が主役なんだよな、アルペの方は発展型と呼ぶには微妙かww
あ~あれはわかるね。
当時からしたらまるでSFだよねぇ。
自分もあれ好きなんだ~w
実用レベルにするには色々ハードルがあるけど、ああいうのを大真面目に勢い含めて発想レベルでやっちゃうのが日本人だよね。今のアニメなんか見てても普通は考えてもやらないって海外に人が言うのもわかる。
日本人ってそういうところが面白いんだろうなぁ。生真面目だったら絶対にやらないよ。「費用対効果悪すぎだろう!」とか「悪ふざけか!w」とか「実用性考えろよ」とか自分が上官なら即廃案だな。(;´∀`)
でもああいうのこそが日本人なんだな~って言われて思い出した。あれが過ぎれば悪さにもなるし、傾けば良さにもなる・・・。やっぱりもっと日本人はいい意味で砕けたほうがいいんだなぁ。発想と、勢いと、練り上げ・・・か。